荏原環境プラント株式会社
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保全班は施設内のすべての機器のメンテナンスを担います。焼却炉は定期的に停止して、炉内を調査・点検。巨大プラントを長く安全に維持します。仕事紹介動画焼却プラントは24時間稼働していますが、その寿命を長く保つためには定期的なメンテナンスが必要です。燃焼を停止し、数日かけてゆっくり冷まし、実際に焼却炉内に人が入って、さまざまな調査と点検を行います。その期間は約3週間。保全のプロフェッショナルたちが炉の性能と安全を守っています。その一方で、焼却炉に付随するさまざまな機器のメンテナンスも大事です。その点検と調査、部品交換や清掃も、必要に応じて随時行っています。各機器の運転データを分析してこの先の状態を予測し、調子が悪そうな機器、問題がありそうな機器を優先してメンテナンスを行うので、業務の内容は毎日違います。大規模な修繕が必要だと判断した場合は、作業を工事班へと引き継ぎます。DAILY SCHEDULE>098:309:3010:30一日の確認作業 (TBM※)朝礼と引継ぎの後は、保全班全体で一日の予定を確認。各自の作業内容を明確にし、責任者を決めてから作業に向かいます。※ツール・ボックス・ミーティング:職場で行う作業の打合せのこと作業は必ず2人以上で機器のメンテナンスは2人以上で行うことが義務付けられています。安全第一を心がけながら連携して作業を行います。トラブル対応注入した薬剤が詰まるなどちょっとしたトラブルには随時対応。小さな保全作業の積み重ねが大きなトラブルを防ぎます。報告・連絡・相談異常を発見したら無線機を使って各所へ報告。単独での判断はせずに、常に周囲への連絡と相談をして指示を仰ぎます。週例・月例点検日、週、月単位で定期的に機器の点検を実施。すべての機械の点検は半年で一巡します。機器のデータを取得して分析もします。燃焼確認炉内の温度は900℃以上。炎の色はごみに含まれる要素やガスの状態によって変わるため、目視で確認することも大切です。メンテナンスの一日メンテナンスの仕事機器の安全を守り安全に稼働させるプラントのドクター

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