荏原環境プラント株式会社
19/20

18代表取締役社長 山田 秀喜どうせ仕事をするなら、人のため、世のためと考えたこと、一度はありますよね。本当にそのとおりです。そして好きなことを通して人のため、世のためになれば尚さら良いですね。当社はそんな願いを叶えるところです。人類共通の差し迫った脅威は地球温暖化であり、それは人類だけではなく地球上生きとし生けるもの全ての脅威でもあります。18世紀に始まった産業革命により工業化が世界中で進んだお蔭で、我々は豊かな生活を手に入れました。科学技術の進歩により多くの尊い命が救われています。素直に感謝しなければなりません。しかしその代償として大量生産・大量消費・大量廃棄は世界の至る所で地球環境を著しく破壊しました。その破壊は今や不可逆的なところまで進んでいます。そうした中で当社は、Eから始まる三つの言葉、Earth(地球)、Environment(環境)、Ecosystem(生態系)を強く意識し、緑ゆたかな美しい地球を未来の子供たちに届けるために、固形廃棄物処理の分野で最新の技術を導入し地球温暖化対策に取り組んでいます。私達は「技術で、熱く、世界を支える」という荏原グループのスローガンの下、かけがえのない何かのために誇りを持って頑張っています。20世紀後半にアメリカの思想家フラーが地球上の資源の有限性や適切な使用を説くため、地球を閉じた宇宙船に例え宇宙船地球号という概念を提唱しました。宇宙船地球号の向かう先は廃棄物のない循環経済が成立した未来です。当社の仕事はまさに宇宙船地球号のクルーのような仕事です。私はその艦長として皆さまと一緒により良い未来を創造することを楽しみにしています。社長メッセージかけがえのない何かのために

元のページ  ../index.html#19

このブックを見る