Message

社長メッセージ

環境×技術力

情熱のを受け継ぐ者たち

数年におよぶ計画、設計、そして建設を経て、
巨大な焼却プラントに灯された炎。
それは私たち荏原環境プラントの仕事の
ゴールを示すものでなく、
むしろ、スタートを示すものです。
プラントの運営や維持管理は、
何十年先にも及びます。

より高性能なプラントを目指した技術開発は、
途絶えることなく続きます。
私たちのあらゆる取り組みは、美しい地球環境を
未来の社会へ受け継ぐためのものであり、
もしかすると、私たちの仕事にゴールは
ないのかもしれません。
そして、人々の快適な暮らしを守るために
情熱を傾け続けた50年あまりの日々こそ、
荏原環境プラントの誇りです。
これからもその情熱は変わることがありません。

私たちは環境技術のスペシャリストです。
技術と想いを受け継ぎ、
より良い暮らしをつくります。
私たちは、これまでも、これからも、
情熱の火を受け継いでいきます。

Top Message

代表取締役社長山田 秀喜

かけがえのない何かのために

どうせ仕事をするなら、人のため、世のためと考えたこと、一度はありますよね。本当にそのとおりです。そして好きなことを通して人のため、世のためになれば尚さら良いですね。当社はそんな願いを叶えるところです。

人類共通の差し迫った脅威は地球温暖化であり、それは人類だけではなく地球上生きとし生けるもの全ての脅威でもあります。

18世紀に始まった産業革命により工業化が世界中で進んだお蔭で、我々は豊かな生活を手に入れました。科学技術の進歩により多くの尊い命が救われています。素直に感謝しなければなりません。しかしその代償として大量生産・大量消費・大量廃棄は世界の至る所で地球環境を著しく破壊しました。その破壊は今や不可逆的なところまで進んでいます。

そうした中で当社は、Eから始まる三つの言葉、Earth(地球)、Environment(環境)、Ecosystem(生態系)を強く意識し、緑ゆたかな美しい地球を未来の子供たちに届けるために、固形廃棄物処理の分野で最新の技術を導入し地球温暖化対策に取り組んでいます。
私達は「技術で、熱く、世界を支える」という荏原グループのスローガンの下、かけがえのない何かのために誇りを持って頑張っています。20世紀後半にアメリカの思想家フラーが地球上の資源の有限性や適切な使用を説くため、地球を閉じた宇宙船に例え宇宙船地球号という概念を提唱しました。宇宙船地球号の向かう先は廃棄物のない循環経済が成立した未来です。当社の仕事はまさに宇宙船地球号のクルーのような仕事です。私はその艦長として皆さまと一緒により良い未来を創造することを楽しみにしています。

2023年1月
荏原環境プラント株式会社
代表取締役社長 山田 秀喜