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機械系 基盤技術部

  • 機械創造工学科
  • 2011年入社

N.Y

  • 設計
  • 機械
  • 技術研究開発

私にとってのターニングポイント
自分で設計を担当した炉が
運転を始めたとき

初めて一から炉の設計を行い、製作、据付、試運転を無事に完了し、運転が開始されたときのことが深く印象に残っています。さまざまな課題をひとつずつクリアしながら進めていくことで知識を深め、ひとつの案件をやり遂げたという自信が付きました。

プラントの核となる機械の
設計や研究開発を行う

私の所属する部署では、燃焼装置やガス冷却室、減温塔、有害ガス除去装置、ろ過式集じん器など、さまざまな種類の機器・装置の設計をしています。また、それらの機械に関する研究開発業務や新規案件の装置単体の計画設計などを行っています。
実際の設計ではごみの発熱量や焼却量から熱負荷を計算し、炉の大きさを決定したり、新規構造部に対して強度計算を行い部材の選定をしたり、排ガスの流れや燃焼状態のシミュレーションの結果を分析したりと幅広い知識が必要となります。自分の専門分野の力を伸ばしながら、さらに材料力学、熱力学、流体力学などのさまざまな知識を広げて深めていける部署です。

自分が思い描いた機械が形になり、動き始める!

一から炉の設計を始めて、さまざまな設計計算、部品の手配、材料選定を経て、自分で図面を描いた機械が実際に製作されたときはとても感動したことを記憶しています。さらに、設計した機械を自ら試運転調整し、稼働し始める瞬間に立ち会えることも設計者としてうれしい瞬間です。試運転時には想定外のことが発生することもありますが、冷静に事象を判断し、原因究明できたときは自分の成長を感じることができます。机上の計算も大事ですが、実際に設計したものを見て、触って、動かすことが大事だと、日々感じています。

計画設計から携わったプラントを、自分の力で形にしたい

私が考える理想のエンジニアとは、幅広い知識を備え、どんな状況でも冷静に判断し行動できる人です。そういった人に少しでも近づいていけるように、担当している機械だけでなく、廃棄物処理施設全体の知識をさらに深めることが目標です。また、計画設計を担当した新規案件が受注に至った際には、そのプラントでエンジニアリングマネージャー(EM)*を務め、実施設計を担当することが夢です。
*エンジニアリングマネージャー(EM):プロジェクトの実施設計全体のとりまとめを行う

想いを受け継ぐ

技術系 基盤技術部

  • 機械工学科
  • 2016年入社

M.K

燃焼装置、ガス冷却室、減温塔、有害ガス除去装置、ろ過式集じん器などの設計業務を担当しているM.K.さん。私の所属部署に配属され、私が初めて教育担当を務めた後輩です。M.K.さんは一歩ずつ着実に仕事を進めていくタイプ。新しい業務にも少しずつチャレンジし、知識を増やしています。ときには失敗もありますが、しっかりと成長しています。まじめで礼儀正しく、優しくておとなしい側面も持つM.K.さん。ともに成長していきましょう!