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土木・建築系 プロジェクト建設部

  • 環境理工学創造専攻
  • 2015年入社

N.T

  • マネジメント
  • 土木建築
  • 施工管理

私にとってのスペシャリスト
新たなルール作りやプロジェクトの推進を
実現する革新性に満ちた人

何かを革新するには、膨大な知識が必要になります。新しいルールを作るには古いルールやその問題点を完全に把握しておく必要があります。また、プロジェクトを推し進めるにはそのプロジェクト全体の動向を把握しておかなければなりません。知識を蓄えていても、何かを改善しようという強い意思のない人は革新を起こすことはできません。よって、その両方の能力を持つ人こそ、ただの専門家ではなく、組織に必要とされる特別な人間、すなわちスペシャリストだと私は思います。

原価、工程、品質、安全の4つの側面から
円滑なプラント建設工事を支える

私の部署は、廃棄物処理施設やバイオマス発電施設の新設工事を行う際の、工事管理業務とプロジェクトマネジメント業務を担当しています。プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトの設計・調達・建設(EPC)を計画段階から総合的に管理することです。それらの業務には適切な状況判断能力と多種多様なプラントの知識、人とのコミュニケーション能力が必要となります。
あわせて、建設工事の実施段階では、各現場で施工管理を担当します。施工管理とは、工事における原価・工程・品質・安全の4つの管理を行うことです。4つの管理が相互に影響し合うため、全体をトータルで管理し、円滑に工事を進めることが求められます。
これらの業務のなかで私は、工程管理、品質管理、安全管理の3つの役割を担当しています。工程管理とは、工事全体の進行計画を立て、工事が始まってからは実際の進捗に沿ったスケジュールの調整や日々の作業内容の調整を行い、円滑に工事が進むように管理する仕事です。
品質管理は、現場に納品された機器等が仕様通りの性能を発揮できるよう、施工業者に施工方法や保管方法についての適切な指示を出し、さらに設計通りに施工できているかを各種の検査によって管理する仕事です。
建設工事は、常に危険と隣り合わせという一面も持っています。工事現場では”安全第一”と言われるように、作業員の命を守る安全管理が最も重要です。当社の安全スローガン【ちょっと待て その行動は安全か】を念頭に置き、作業員の安全を確保するために、日々安全管理を実施しています。

プロジェクト成否のカギを握るポジション。
大きな責任と、それに伴う達成感が得られる

プロジェクトマネジメントはプロジェクト全体をコントロールできる立場であり、自分を含めた現場監督員の判断ひとつでそのプロジェクトの成否が決まるような場面が多くあります。また、プラントを実際に作り上げる立場であるとともに、お客様と常に接する立場でもあるため、私たちの行動は会社の損益に大きく影響することになります。入社初年度からその重要な仕事の一部を任されるので、早い段階から業務に対し、大きな責任を感じることになります。それに伴って、業務を全うした際には大きな達成感を得ることができると私は考えています。

担当できる仕事の幅を1つずつ広げていき、
課題を発見する力と解決する力を磨いていく

業務を遂行するにあたり、自分自身の仕事に対する姿勢を見つめ直す場面は毎日のようにあります。例えば、自分の理解不足と上司への確認不足が原因で、誤った状態で施工を進めてしまい、その後の検査で誤りが確認されたことがありました。その際、適正な状態に修正するために、余計な費用と時間を費やすことになりました。当時、自分のミスが会社の利益や現場の工程に、大きく影響を及ぼすということが理解できていませんでしたが、それ以来、自分が重要な仕事をしているという意識が持てるようになり、常に緊張感と責任感を持って仕事に臨めるようになりました。
私の目標は、環境に関わる仕事で、社会や人に貢献することです。この目標に向けて今の私にできることは、今の仕事を着実にこなして成果を挙げることと、今の仕事をより良いものに改善して業務効率を上げることだと考えています。そうすることで、より多くのプラントに私自身が携わることができ、経験を積むことができると思います。そのためにもまずは自分が携わることができる業務範囲を増やし、何が問題かを把握するために広い視野を培っていきたいです。

想いを受け継ぐ

技術系 プロジェクト建設部

  • 応用電子工学専攻
  • 1995年入社

O.T

O.T.さんは、私が現在所属する建設現場における上司です。常に広い視野を持ち、社内外の多くの人と日々の協議や調整を円滑に進めている方で、私にとって、業務の進め方の良いお手本と言える人です。
常に人とのコミュニケーションを大切にしており、多くの人を巻き込んでプロジェクトを動かしていくパワフルな仕事ぶりのO.T.さん。仕事では、お客様や社内各部署、協力会社など、それぞれの利害関係が発生してしまうものです。しかし、そのすべての人が気持ち良く動けるようにいつも配慮し、声を掛けているように思います。日頃から密なコミュニケーションを取っているので、O.T.さんが全体の方針を打ち出せば多くの人がそれに賛同し、自発的に協力していきます。チームを動かす存在として、私が学べることは多く、優れたリーダーだと感じています。