原価、工程、品質、安全の4つの側面から
円滑なプラント建設工事を支える
私の部署は、廃棄物処理施設やバイオマス発電施設の新設工事を行う際の、工事管理業務とプロジェクトマネジメント業務を担当しています。プロジェクトマネジメントとは、プロジェクトの設計・調達・建設(EPC)を計画段階から総合的に管理することです。それらの業務には適切な状況判断能力と多種多様なプラントの知識、人とのコミュニケーション能力が必要となります。
あわせて、建設工事の実施段階では、各現場で施工管理を担当します。施工管理とは、工事における原価・工程・品質・安全の4つの管理を行うことです。4つの管理が相互に影響し合うため、全体をトータルで管理し、円滑に工事を進めることが求められます。
これらの業務のなかで私は、工程管理、品質管理、安全管理の3つの役割を担当しています。工程管理とは、工事全体の進行計画を立て、工事が始まってからは実際の進捗に沿ったスケジュールの調整や日々の作業内容の調整を行い、円滑に工事が進むように管理する仕事です。
品質管理は、現場に納品された機器等が仕様通りの性能を発揮できるよう、施工業者に施工方法や保管方法についての適切な指示を出し、さらに設計通りに施工できているかを各種の検査によって管理する仕事です。
建設工事は、常に危険と隣り合わせという一面も持っています。工事現場では”安全第一”と言われるように、作業員の命を守る安全管理が最も重要です。当社の安全スローガン【ちょっと待て その行動は安全か】を念頭に置き、作業員の安全を確保するために、日々安全管理を実施しています。
