機器の設計経験を経て現在はプラントの運転状況を調査。
技術向上へのヒントを探し出す
私が所属する部署は、受注した案件の実施設計を行う部門です。実施設計とは、受注前に作られた計画設計をもとにして、受注後に実際にプラントを建設するために行う詳細設計のことです。部門内には、①自治体をお客様とするプラントの新規設計をとりまとめるエンジニアリング課、②プラントの延命化や、民間企業をお客様とするプラントの新規設計をとりまとめる延命化・民需技術課、③プラントの機器・ダクトの配置、プロセスフローの設計を行うプロセス・空間設計課、④プラント機器の手配業務を担うプラント設計課、という4つの課があります。
私は1年目の配属から2年目の途中まで④プラント設計課に所属していました。プラント設計課では、燃焼により発生した灰を搬送するコンベヤ、排ガスを排出する煙突、各種用水を移送するポンプ、燃焼用空気や排ガス用の送風機、燃焼用空気を予熱する蒸気式熱交換器、排水処理設備等さまざまな機器・設備を担当し、仕様決定や業者、社内の調整等を行っていました。
現在は、当社が運営している全国のプラントの運転状況を調査し、問題点があればそれらの機能改善や新規設計へのフィードバックを行う業務に従事しています。
