AI

ごみ焼却施設の運営には多くの人材が必要です。そこで、荏原環境プラントではさらなる安定運転を目指すためには人の技量や経験に依存しないごみ焼却施設にする必要があると考え、最新技術を活用した運転の自動化を進めています。経験豊富な運転員の五感をディープラーニングでAIに覚え込ませることにより、熟練人材と同等かそれ以上の操作をAIを組込んだ運転制御装置に行わせたいと考えています。
第一段階として運転員の眼を覚え込んだAI搭載自動クレーンシステムの開発を完了し、稼働中施設への展開を開始しました。今後は焼却炉の焼却制御など段階的にAIの活用の範囲を広げ、人に依存せず自ら考え制御する、安心・安全な次世代型ごみ焼却施設の実現を目指します。