


地域ででたごみから電気を生み出して、そのエネルギーを地域で無駄なく使う、環境にも優しくそれでいて経済的でもあるごみ発電による電気の地産地消、そんなすてるを変える取り組みを荏原環境プラントは2012年から行っています。
今では全国14の地域でそれぞれの地域に応じた地産地消が行われています。
ごみ発電による電気の地産地消によって得られる効果
事例①:地産地消の売上の一部を環境基金にして地域に還元しています。2018年から実施し、地域に根ざした30を超えるプロジェクトを支援しています。

事例②:ミライを変える子どもたちに、ごみ発電による電気の地産地消を環境学習の活きた教材として提供しています。
ごみ焼却エネルギーを利用した発電のしくみや、電気がどのようにして自分の学校まで届くか、再エネ主力電源化の意義と難しさなどをゲーム形式の教材を用いて学ぶことのできる体験学習型の「ごみ発電の地産地消を学ぶ環境学習ゲーム」の出張授業を行っています。この環境学習を受けた子どもたちからは共通して「ごみを分別することの大切さ」「家に帰ったらお父さんお母さんに話をする」「社会科見学で行った清掃工場のことがよりよく理解できた」という感想が聞かれます。

事例③:ごみ発電の地産地消の様子をリアルタイムで見える化するシステム(日本初)を無償で提供しています。
今現在のごみ発電量や、自分の学校で使っている電気のうちどれだけがごみ発電で賄われているか、を1時間単位でグラフ化して、いつでもどこでも確認できる見える化システムを提供しています。
「この時間に再エネ電気が足りなくなるから、できる節電はなにがあるだろう」「自分たちが使わない時間帯に再エネ電気が余るなぁ、これを日中の電気が足りない時間帯にもってくることはできないだろうか」といった素朴な気づきから課題解決に向けた思索にふける、ミライを変えるきっかけ作りに寄与します。
地産地消の施設には地産地消のポスターやステッカーを貼って、施設を訪れる人、利用する人にごみ発電の電気を身近に感じてもらう機会も提供しています。
