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株式会社ハイボットとの資本業務協定に関するお知らせ
荏原環境プラント株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:渡邉良夫)は、株式会社ハイボット(本社:東京都品川区、代表取締役社長:ミケレ グアラニエリ)の第三者割当増資を引き受け、同社との資本業務協定を締結しました。
ハイボットは、狭小部位を走行する小型ロボットに関して先進的な技術を有する会社です。ハイボットと当社は水浸超音波探傷センサを搭載した小型走行型ロボットを共同で開発しました。本ロボット『SQUID(スクイッド)』は、ボイラ水管の管寄せ配管の点検口から投入し、測定対象の水管まで走行移動させた後、センサを水管へ挿入し、ボイラ水管の厚さを内側から自動連続測定するロボットです。このロボットを用いて、昨年末(2019年12月)、ボイラ水管の厚さ測定の実証実験に成功しました。これにより、ボイラ水管の一部を切断するといった準備作業が解消され、作業時間の短縮及び資機材の削減によって、作業員の安全性向上と廃棄物削減の両立を実現します。

この実証実験の成功を踏まえ、当社とハイボットは、今後、ボイラ水管の点検・維持管理業務領域において、本ロボットを活用した、点検計測作業の効率化、取得データを用いた高精度な寿命予測診断などの点検サービス、RaaS(Robot as a Service)を行っていきます。
今回の資本業務協定の締結を通じて、国内外に延べ400施設を超える豊富な固形廃物処理施設納入 実績のある当社と高度なロボット開発技術を保有するハイボットは、RaaSに関する連携強化を図り ます。これを通じて、固形廃棄物処理施設等の社会インフラ施設において、更なる安全、安定、安 心な施設運営を目指し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。



*8:革新的イノベーションにより高いレベルの経済生産性を達成
*9:質や信頼性が高く持続可能かつ強靱なインフラ構築に寄与
*17:資源戦略に基づき、効果的なパートナーシップを強力推進
【関連リンク】
2019年12月20日付ニュースリリース「小型走行型ロボットを用いたボイラ水管厚さの自動連続測定に成功」