ごみ処理施設・エネルギープラント
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流動床焼却システム
■ TIF®流動床焼却システム
流動床焼却システムでは、高温の流動砂の熱量を利用して処理物をむらなく素早く燃焼します。そのため都市ごみはもちろん、廃液・スラッジなどの低カロリー廃棄物から、廃タイヤ・廃プラスチックなどの高カロリー廃棄物まで幅広く対応可能であり、掘りおこしごみ、し尿汚泥や下水汚泥との混合処理にも適しています。
当社の流動床技術の最大の特長が独自の内部旋回機能。旋回の効果により、ごみと汚泥等が攪拌され、高い混焼比率で処理できます。また、不燃物は流動砂の流れに伴い安定排出できるため、機械的稼働部が不要となります。不燃物の熱灼減量が低いこと、鉄・アルミ等を未酸化状態で回収できることも特長です。さらに、流動床ならではの炉内脱硫・脱塩機能により、薬剤使用量や触媒交換コストの低減も期待できます。
低空気比燃焼・排ガス再循環システムの導入により高効率発電を実現します。
炉内に滞留する可燃物の量が少ないため、緊急時には短時間で安全に炉を停止できることも特長です。

■ TIFG®流動床ガス化溶融システム
将来の最終処分場のひっ迫が懸念される場合、焼却灰を溶融スラグ化し建設資材等に活用することが一つの有効な方策となります。
当社の流動床ガス化溶融システムは、実績のある流動床技術に旋回溶融炉を組み合わせることで、灰分をごみの持つエネルギーで溶融することにより、スラグとして回収し有効利用できます。
TIF®流動床焼却システムから受け継いだ内部旋回機能により、鉄・アルミ等を未酸化状態で回収できることも、埋立処分量の低減に寄与します。
旋回溶融炉での低空気比高温燃焼によりダイオキシン類の排出も抑制できるほか、ボイラ効率が高いため高効率発電にも適しています。他所灰やスラッジ、掘りおこしごみ等の混合処理も可能で、埋立負荷の軽減、埋立地の再生に貢献します。
