ごみ処理施設・エネルギープラント
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ガス化技術
■ EUP®加圧二段ガス化システム※1
廃プラスチックなど高カロリーなごみを熱分解し、一酸化炭素と水素が主成分の合成ガスを製造する、流動床式の低温ガス化炉(当社技術)と高温ガス化炉(宇部興産(株)技術)を組合せた加圧式のガス化技術です。高温ガス化によりダイオキシン類精製の心配がないことに加え、灰は溶融スラグとして回収しセメント原料等に再利用できます。
2003年に昭和電工(株)※2に納入した処理量195t/dの設備では、容器包装リサイクル法により収集された「その他プラスチック」から水素ガスを得て、アンモニアの合成を行っています。

※2 現:(株)レゾナック
■ ICFG®内部循環流動床ガス化システム
廃プラスチック等の高発熱量の廃棄物から家庭ごみやバイオマスなど低発熱量の廃棄物まで、幅広い炭素資源(固形廃棄物)を原料に、炭化水素を主体とした高発熱量の油やガスを製造する、廃棄物熱分解技術です。
得られた油やガスは化学工業原料や化石燃料の代替エネルギーとして利用可能であり、化学工業プロセスに組み込むことで、化石資源の新規投入量を削減することが可能なケミカルリサイクル技術です。また、既存の化石資源由来の燃料を多量に使用するプロセスに組み込むことで、燃料代替として新規化石燃料使用量の削減が可能となる、二酸化炭素排出量削減に適した技術です。
